フィルムカメラのこと
D3300を使っていたころ、知識が増えるうちにフルサイズへの憧れが高まっていきました。と言っても、先立つものがなくて高嶺の花でした。
そんなとき、ふとフルサイズはそもそも35mmフィルムの大きさであることに気がつきました。フィルムカメラなら手が届くので念願のフルサイズデビューできる!と考えた当時の私は、それから毎晩中古市場を眺めることになりました。
製造番号から調べると1983年製、私より年上のボディですが機関良好でまだまだ現役です。D810と比べればコンパクトなので,荷物を増やせないおでかけのときにときどき持ち出して使っています.ファインダーが見やすいので,MFでもピントが合わせやすいです(外さないとは言ってない).
ただしフィルム、お金かかります。フィルム代と現像代を合わせると,ネガで1000円はかかっちゃいます.デジタルデータ化までは頼めないので,自分でやるようになりました.
それでもフィルムごとの写りの違いを比べるのは楽しいもんです.ネガの写りってやっぱりどこか懐かしい感じがして,デジカメの写真をいじってもその雰囲気はなかなか出せません.リバーサルはほんとにきれいに映るし,そのまま光にかざして眺めるのがサイコーです.
フィルムは期限切れのをメルカリでまとめ買いしたのを使ってますが,まったく不満なく写ります.そもそも期限内のフィルムを使ったことがないので比べられないのですが.
使用頻度は少ないので,一時は手放そうかなぁと思ったんですが,フィルムのストックがなくなるまでは使ってみようと思っています.